●無添加たくあん漬けの素とは

発酵食品大国として知られる福島県では、酒や味噌、醤油以外にも漬け物の生産が盛んです。11月終わりになってきますと、年末年始に向けて、干した大根を漬ける「たくあん漬け」を行う時期になります。このたくあんを漬ける光景も福島の名物と言って過言ではないです。

　一方で、たくあん漬けを行う上で重要になる素は、濃い黄色みを出すための「食紅」や深い甘みを出す「サッカリン」、うまみ成分の「グルタミン酸」「コハク酸」など、大量の化学調味料を使用しており、健康面に影響を及ぼす可能性が示唆されています。そのため、添加物など、無添加の自然食品で作るたくあん漬けの製造のお声がかなりありました。

たくさんの皆様のお声をいただきまして、2年に及ぶ試作、研究を行い、化学調味料など一切無添加の「たくあん漬けの素」を開発いたしました。米糠をベースに、米麹や唐辛子、食塩、砂糖など、特別な割合で調合しました。さらに、食紅の代わりに「くちなしの実」を用いたり、甘みをつけるために果皮を入れる等、様々な工夫をすることで、完成に至りました。

＜誰でも簡単に漬けられる操作性が特徴＞

　さらに、操作性も優れています。干し大根さえあれば、あとはこのたくあん漬けの素のみで漬けることができます。漬け物用の容器に大根を並べ、素を振り入れ、重石をのせて漬けるだけ。　お子様でも作れるほど簡単な操作となっています。（簡単漬け方ガイドを同梱してます）

　1-2か月ほどで食べごろで、お正月に完全無添加の美味しいたくあん漬けを家族にふるまうことができます。